旧AAD Azure Active Directory IDをクレジットカード登録なしで作成する手順 → Microsoft Entra ID
Microsoftの組織ID(xxx@abcde.onmicrosoft.com)を作成したい事ってありますよね。
今はこのアカウントを有効するのにクレジットカードの登録が必要になっています。
以下の手順は、AADを有効にしないので、クレジットカードの登録が不要で、組織(abcdeの部分)が作成できる案内です
0. 前提環境:Windows10 22H2で、ブラウザはバックグランドがChromeになっているEgdeのInPrivateで案内します。
ドメインは組織の(または、個人で取得した)ものが必要です。
1. Egdeを起動し、画面右上の「…」をクリックし「新しいInPrivateウィンドウ Ctrl+Shift+N」をクリックする
2. 検索バーに「https://account.azure.com/organization」を入力し、Enterする
3. 組織のメールアドレス(ドメイン名は管理する組織のものです)を入力し、「次へ」をクリックする
4. 「アカウントのセットアップ」をクリックする
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5. 「Azure の無料アカウント の使用を開始します」で、「アンケートのお願い」1
私は、今回個人のドメインで作成するので、姓名はアルファベットで入力しましたが、
法人のドメインの時は、姓:[会社名] 名:担当者 という入力方法もありだと思います。
個人なので、勤務先の電話番号は自宅にしてます。
6. 「Azure の無料アカウント の使用を開始します」で、「アンケートのお願い」2
私は、法人登録がないので、「[苗字]+個人」にしました。
Microsoftからの情報が欲しい人は、チェックボックスにチェックをして下さい。
7. ロボットでない事の確認の為、「次」をクリックします
8. このケースでは、魚が2つあるものが正解になります。
9. 正しいものがクリックされると、「検証完了」と表示された後に、「セキュリティチェック」になります。
固定電話の場合は、「自分に電話(音声通話認証)」にチェックし、
SMSが可能な携帯電話の場合は、どちらでもOKです。
私は、5で自宅の固定電話にしていましたが、ここでは携帯電話番号にしました。
10. 認証コード(数字6桁)を入力し、「確認」をクリックする
11. ユーザー名は、5で姓名をアルファベットで入力すると、それが反映しますが、変更可能です。
希望のドメイン名を入力し、右にある「保存」をクリックして、登録可能かチェックします。
登録可能であれば、ドメイン名の欄が灰色になり、「保存」→「編集」に変わります
12. 続いて、パスワードを入力します
「アルファベットの大文字、小文字、数字、および次の記号を含む 8 から 256 文字をご使用ください: ! @ # $ % ^ & * - _ + = [ ] "| : ' , . ? / ` ~ " ( ) ;。スペースを使うことはできますが、先頭または末尾には使用できません。アクセント記号付きの文字は使用できず、&# を組み合わせることはできず、< と > も使用できません。」
13. パスワードが問題なければ、お手元にこのIDとパスワードをメモして下さい。
そして「次へ」をクリックする
14. 次の画面が表示されたら、onmicrosoftでAAD組織のアカウントが作成され登録されました。
15. しかしここで、「無料で開始する」をクリックすると、ログイン後にクレジットカードの登録を求められて、回避できなくなるようなので、新しいページを立ち上げます。
16. 検索バーに「https://admin.microsoft.com」を入力し、Enterする
17. Microsoft365管理センターへログインします
18. これでアカウントが有効になりました。
19. 法人であれば、Microsoftのパートナー契約の申請ができます。